Z世代のトレンドは、SNSでの拡散とタイパ(時間対効果)を重視する価値観から生まれています。
2025年はエッホエッホや鬼滅の刃、麻辣湯など、共感・カスタマイズ・エモを軸にした流行が次々と誕生しました。
▼本記事でわかること
- 2025年にZ世代で流行ったもの10選
- 2026年に流行ると予測されるトレンド
- Z世代のトレンドが生まれる理由と背景
本記事では、いま話題のZ世代トレンドと2026年の予測、流行が生まれる背景を解説します。
※本ページにはプロモーションが含まれています。
目次
Z世代のトレンドとは?
Z世代のトレンドには、SNS起点の拡散力やタイパ志向、感情的な共感といった明確な特徴があります。
SNSで拡散される短期的な流行現象
Z世代のトレンドは、TikTokやInstagramの拡散によって数日で全国規模に広がります。
テレビや雑誌ではなく、一般ユーザーの投稿が流行の起点になるのが特徴です。
- 拡散速度:数日で全国規模に広がる
- 情報源:TikTok、Instagram、X(旧Twitter)
- 流行期間:短期的(数週間〜数ヶ月)
タイパ重視で生まれる消費トレンド
Z世代はタイパ(時間対効果)を重視し、短時間で情報を得られるツールを好みます。 タイパとは、費やした時間に対して得られる効果や満足度を示す言葉です。
タイパ志向が強いからこそ、短時間で完結するショート動画やSNSが情報収集の主流になっており、それがそのままトレンドの拡散経路にもなっています。
▼タイパ重視の行動例
- 動画を倍速で視聴する
- ショート動画で情報収集する
- 結論から先に知りたがる
「共感」と「エモ」が生み出すムーブメント
Z世代のトレンドは、共感とエモの2つが重なったとき爆発的に拡散されます。 エモとは懐かしさや感動など感情が揺さぶられる体験を指し、共感とは「自分もそれ分かる」という同意の感覚です。
この2つが重なったとき、SNSでのシェアが一気に加速します。
シール交換が「平成女児っぽくてエモい、しかも自分もやってた」と広がったのがその典型例です。
▼共感とエモの要素
- 懐かしさを感じるコンテンツ
- 感情を揺さぶられる体験
- 自分らしさを表現できるもの
【2025年最新】Z世代トレンドランキング10選
2025年にZ世代の間で話題を呼んだトレンドを紹介します。
1. エッホエッホ
エッホエッホは、2025年のZ世代トレンド1位に選ばれたTikTokチャレンジ発の流行語です。
Xに投稿された、地面を走るフクロウの赤ちゃんの写真に添えられた「エッホエッホ」という一言が話題の起点となりました。
TikTokでは「エッホエッホ、〜は〜だって伝えなきゃ」という形式で豆知識やユーモラスな一言を添える投稿が広がり、専用の音源やダンス動画も人気を集めています。 サイバーエージェントの調査では48.1%のZ世代が「流行った」と回答しており、2025年を象徴するトレンドとなりました。
引用元:株式会社サイバーエージェント「Z世代ヒットトレンドランキング2025」
2. Nintendo Switch 2
引用元:楽天ブックス
Nintendo Switch 2は、Z世代の43.6%が「流行った」と実感した2025年の大型トレンドです。 Nintendo Switchの後継機として抽選発売され、ゲームそのものの話題にとどまらず、発売前の予約争奪戦やSNSでの開封動画など、一連のイベントごと盛り上がりを見せました。
Z世代にとってゲームはリアルの友人関係と直結するコミュニケーションツールでもあり、「一緒にやろう」という共有体験としての広がりが特徴です。
引用元:株式会社サイバーエージェント「Z世代ヒットトレンドランキング2025」
3. 鬼滅の刃(全世界興行収入1,000億円突破)
鬼滅の刃「無限城編 第一章」は、2025年7月に公開され、全世界興行収入が約1,063億円に到達しました。日本映画として初めて全世界興行収入1,000億円を突破する快挙であり、国内だけでも379億円を記録しています。
映画館で何度も鑑賞する「リピーター文化」が形成され、SNSでの感想共有が話題をさらに広げました。
▼鬼滅の刃が支持される理由
- 圧倒的な作画クオリティ
- 感情を揺さぶるストーリー
- SNSでの共有・考察文化
引用元:アニプレックス・東宝 公式発表(2025年11月時点)
4. 麻辣湯(マーラータン)
麻辣湯は、自分好みにカスタマイズできる中華スープ料理として、Z世代の間で爆発的に流行しました。
好きな具材を選んで煮込むスタイルで辛さも自由に調整できるため、自分らしさを表現できる食体験として人気を集めています。 新大久保や原宿など若者の街を中心に店舗が増え、行列ができる人気店も見られるようになりました。
| 特徴 | 内容 |
| カスタマイズ性 | 具材・辛さを自由に選択 |
| SNS映え | カラフルな見た目 |
| 価格帯 | 1,000円前後で満足度が高い |
5. ラブブ
引用元:楽天市場
ラブブは、独特な見た目と可愛らしさで大ブレイクしたキャラクターです。 香港のデザイナーが生み出したこのキャラクターは、大きな耳とギザギザの歯が特徴です。
一見かわいいのに、どこかゾクッとするビジュアルが「気になって仕方ない」感覚を生み、グッズのぬいぐるみやアクセサリーが次々と売り切れる人気ぶりです。
▼ラブブが人気の理由
- 独特な世界観
- 可愛さと怖さの共存
- SNSでの拡散力
6. シール交換・シール帳(平成女児文化の再燃)

引用先:楽天市場
シール交換とシール帳が、平成女児文化の再燃としてZ世代の間でふたたびブームになりました。
TikTokやInstagramのリール動画から話題となり、懐かしさを感じるコンテンツとして拡散されています。
特に平成1桁生まれの世代にとって幼少期の遊びを思い出す体験となり、TikTokでは夫婦でシール交換を楽しむ「しずくのひとしずく」などのアカウントが人気を集めています。
▼シール交換の楽しみ方
- 友人同士でシールを交換
- シール帳にコレクションを記録
- SNSで自分のシール帳を公開
7. AI(ChatGPT/チャッピー)
ChatGPTをはじめとする生成AIが、Z世代の日常生活に深く浸透しました。 情報検索やコンテンツ制作、学習支援など、あらゆる場面で活用される存在になっています。
タイパを重視するZ世代にとってAIは効率的に情報を得るための必須ツールであり、SNSに投稿する写真の加工やAIイラストの生成も定番化しつつあります。
▼Z世代のAI活用例
- レポート作成のサポート
- アイデア出しの補助
- 語学学習のパートナー
8. タイ旅行・T-POP・タイドラマ
タイ文化が、Z世代の間で急速に浸透し、旅行先としても人気を集めました。
T-POPやタイドラマが日本・韓国を中心にヒットしたことで、タイへの関心が一気に高まっています。
バンコクやプーケットなどの人気都市は、Z世代の海外旅行先として定番化しました。
| 人気の理由 | 内容 |
| T-POP | キャッチーな楽曲が話題 |
| タイドラマ | 感情移入しやすいストーリー |
| 旅行コスト | 比較的安価で楽しめる |
9. えもじの子(LINE絵文字)
えもじの子は、LINEのアップデートとともに突如登場した絵文字キャラクターです。
気づいたらLINE絵文字に存在していた謎のキャラクターとして、SNSで話題になりました。 無料版のほか有料版が複数シリーズ配信されており、Z世代のコミュニケーションツールとして定着しています。
▼えもじの子の特徴
- シンプルで使いやすいデザイン
- 豊富なバリエーション
- 日常会話で活躍
10. ミャクミャク(大阪万博マスコット)
引用元:楽天市場
ミャクミャクは、大阪万博の公式マスコットとしてZ世代の間で独特な人気を獲得しました。
赤と青のコントラストが鮮やかな体に不思議な形状が組み合わさったデザインが話題を集めています。
SNSでは限定グッズの争奪戦や完売報告が相次ぎ、熱狂的なファンを生み出しています。
▼ミャクミャクの魅力
- 独特なビジュアル
- SNSでのミーム化
- グッズの豊富さ
2025年のヒット商品全体をさらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
▶ 日経トレンディ2025年ヒット商品ベスト30|全ランキングと売れた理由を徹底解説
【2026年予測】Z世代で流行るもの・こと
2026年にZ世代で流行すると予測されるトレンドを紹介します。
嵐(ファイナルツアー・活動終了)
嵐のファイナルツアーと活動終了が、Z世代の間でも話題になると予測されます。
幼少期から親しんできた国民的アイドルグループの最後ということもあり、特別番組や楽曲配信を通じて世代を超えた盛り上がりが期待されるでしょう。 ファイナルツアーのチケット争奪戦やSNSでの思い出投稿が活発化すると考えられます。
▼Z世代が注目する理由
- 幼少期からの思い出
- SNSでの思い出共有文化
- ラストイヤーの特別感
AI(さらに加速・AIイラスト)
2026年はAI技術がさらに進化し、Z世代の日常生活により深く浸透すると予測されます。
特にAIイラストの生成技術はクリエイティブな表現手段として定着しており、誰でも簡単にハイクオリティなイラストを作れるようになるでしょう。
AIを活用した新しいビジネスや副業も増加し、Z世代の働き方にも変化をもたらすと考えられます。
| AI活用分野 | 2026年の予測 |
| イラスト生成 | より高精度・多様化 |
| 動画編集 | 自動編集機能の向上 |
| 文章作成 | 個人に最適化された提案 |
東京ディズニーシー25周年
東京ディズニーシーが25周年を迎え、記念イベントやグッズ展開が話題を呼ぶと予測されます。
2026年4月からはアニバーサリーイベント「スパークリング・ジュビリー」がスタートし、ミッキーマウスと仲間たちの新しい衣装デザインも話題になっています。
InstagramやTikTokでは訪問の様子が頻繁にシェアされることになるでしょう。
▼25周年で期待されること
- 限定パレード・ショー
- 記念グッズの販売
- SNS映えスポットの新設
見せブラ(ファッショントレンド)
見せブラが、2026年のファッショントレンドとしてZ世代の間でさらに浸透すると予測されます。 見せブラとは、デザイン性の高いブラジャーをあえて見せるファッションスタイルです。
VICTORIA’S SECRETやCalvin Kleinのようなブランドロゴ入りのデザインをUネックトップスやカットアウトデザインとあわせたレイヤードスタイルが広がっており、自己表現の一つとしてSNSでのコーディネート投稿も活発化するでしょう。
ヨアジョン(韓国料理)
ヨアジョンは、カスタマイズできるメニューとして麻辣湯に続く人気を集めると予測されます。
新大久保を中心に店舗展開が進んでおり、具材や味付けを自分好みにアレンジできるスタイルがZ世代のカスタマイズ志向にマッチしています。 SNSでの拡散力も高く、2026年のグルメトレンドの中心になる可能性があります。
Z世代のトレンドが生まれる理由をマーケティング視点で分析
Z世代のトレンドには、消費行動や価値観に関する明確な背景があります。
それぞれの仕組みを知ることで、流行がなぜ生まれるのかが見えてきます。
SNSで瞬時に広がる拡散構造
Z世代のトレンドは、TikTokを起点に数日で全国規模に広がる拡散構造を持っています。
サイバーエージェントの調査では、2025年のトレンドTOP30のうち3分の1以上がTikTok発となっており、昨年に続きTikTokがトレンドの中心となっています。
マスメディアが流行を作っていた時代と異なり、一人のユーザーの投稿が数百万人に届く環境が、トレンドのサイクルを圧倒的に速くしています。
引用元:株式会社サイバーエージェント「Z世代ヒットトレンドランキング2025」
カスタマイズできることが流行の前提条件になっている
Z世代のトレンドには、「自分好みにカスタマイズできること」が共通の条件として浮かび上がっています。
麻辣湯・ヨアジョン・シール帳など、2025年に流行したものを振り返ると、自分だけの楽しみ方ができるものが多くなっています。 調査によればZ世代の約8割がカスタマイズ性にポジティブな印象を持っており、「みんなと同じものを消費する」から「自分流にアレンジして発信する」へと消費行動がシフトしています。
▼カスタマイズ性が高い2025年のトレンド例
- 麻辣湯(具材・辛さを自分で選ぶ)
- シール帳(自分だけのコレクションを作る)
- AIイラスト(プロンプト次第で無限にアレンジ)
「正解」より「納得解」を求める価値観
Z世代は、唯一の正解を求めるのではなく、自分が納得できる答えを重視します。
先行きが見通しにくい現代において、絶対的な正解は見つけにくくなっています。 そのため、自ら行動・選択し、自分らしさを追求することで納得を得ようとする傾向があります。
| 従来の世代 | Z世代 |
| みんなと同じものを欲しがる | 自分が納得できるものを選ぶ |
| 正解を求める | 納得解を求める |
| 画一的な消費 | 多様な消費 |
平成女児ブーム・Y2Kなど「懐かしさ」の再燃
Z世代の間で、平成女児ブームや平成ギャル、2000年代初頭のファッション(Y2K)など懐かしさを感じるトレンドが再燃しています。
シール交換やたまごっち、ルーズソックスなど、幼少期の記憶が蘇るコンテンツが人気を集めており、大人になってから楽しむ子供時代の遊びはノスタルジアとエモを同時に満たす体験として受け入れられています。
| トレンド | 元の時代 | 再燃の背景 |
| シール交換 | 1990年代後半〜2000年代 | TikTokでの拡散 |
| Y2Kファッション | 2000年代前半 | ノスタルジアの共有 |
| たまごっち | 1990年代後半 | 新商品の発売 |
まとめ|Z世代のトレンドを押さえてマーケティングに活かそう
Z世代のトレンドを理解することは、これからのマーケティング戦略に欠かせません。
SNSでの拡散力とタイパ重視の消費行動、そして共感とエモを軸にした価値観がトレンドを形成しています。
▼この記事のまとめ
- Z世代のトレンドはSNS拡散とタイパ重視の価値観から生まれる
- 共感とエモが消費行動を促す要素になっている
- オウンドメディアでZ世代向けコンテンツを発信するのが効果的
Z世代は単なる機能や価格だけでなく、感情的なつながりや自分らしさを表現できる体験を求めています。 トレンドを把握したら、次は自社への落とし込みが課題になります。
どう施策に活かすか迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
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