インスタグラムのフォロワーを増やすには、アルゴリズムを理解した正しい運用が欠かせません。
やみくもに投稿を続けても、フォロワーは思うように増えないのが現実です。
▼本記事でわかること
- フォロワーを増やすための運用の基本
- 保存・シェアされやすい投稿の作り方
- ストーリーズ・ハイライトの効果的な活用法
本記事を読めば、フォロワーが伸びない原因を特定し、成果につながる運用方法が明確になります。
集客やマーケティング施策でお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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目次
フォロワーを増やすために押さえるべき運用の基本
フォロワーを増やすには、運用の土台を整えることが最優先です。
これらの基本ができていないと、どれだけ投稿しても成果につながりません。
まずは土台を固めてから、投稿内容の改善に取り組みましょう。
プロアカウントに切り替えてデータを分析する
フォロワーを増やすなら、まずプロアカウント(ビジネスアカウント)への切り替えが必須です。
プロアカウントにすると、インサイト機能で投稿ごとのリーチ数やエンゲージメントを確認できます。
| 指標 | 確認できること |
| リーチ数 | 投稿を見たユーザー数 |
| インプレッション | 投稿が表示された回数 |
| エンゲージメント | いいね・コメント・保存・シェアの数 |
| プロフィールアクセス | 投稿からプロフィールに来た人数 |
どの投稿が伸びたのか、どの時間帯に反応が多いのかをデータで把握できるようになります。
感覚ではなく数字に基づいた改善ができるため、運用効率が大きく変わります。
切り替えは設定画面から無料で行えるので、まだの方は今すぐ設定しておきましょう。
ターゲットとアカウントの方向性を明確にする
「誰に届けたいか」が曖昧だと、フォロワーは増えません。
ターゲットを明確にすることで、投稿内容やトーンに一貫性が生まれます。
| 項目 | 決めるべきこと |
| ターゲット | 年齢層・性別・興味関心・悩み |
| 発信テーマ | 何について発信するアカウントか |
| 世界観 | 写真のトーン・色味・フォント |
逆にターゲットが曖昧だと、投稿内容がバラバラになり「何のアカウントかわからない」という印象を与えてしまいます。
「このアカウントは自分向けだ」と思ってもらえれば、フォローにつながります。
競合アカウントを5〜10個リサーチして、自分のポジションを明確にするのも効果的です。
プロフィールを見直してフォロー率を上げる
投稿を見て興味を持ったユーザーは、必ずプロフィールを確認します。
ここで「フォローする価値がある」と思われなければ、離脱されてしまいます。
▼フォロー率を上げるプロフィールのポイント
- 何を発信しているアカウントか一目でわかる
- フォローするメリットが明確に書かれている
- アイコンとユーザーネームに統一感がある
- ハイライトで過去の人気投稿やサービス内容を整理している
プロフィール文は150文字以内で、箇条書きや絵文字を使って読みやすくまとめましょう。
プロフィールはアカウントの第一印象です。
定期的に見直して、改善を続けることが大切です。
プロフィールは「お店の看板」と同じ!
フォロワーが増える投稿の作り方
フォロワーを増やすには、ユーザーの反応を得られる投稿を作ることが重要です。
アルゴリズムの仕組みを理解して、発見タブやリールタブに表示されることを目指しましょう。
保存・シェアされやすい投稿の特徴
Instagramのアルゴリズムでは、保存やシェアが多い投稿が優先的に表示されます。
「いいね」よりも「保存」「シェア」の方が評価に影響するため、後で見返したくなる投稿を意識しましょう。
▼保存・シェアされやすい投稿の特徴
- あとで見返したい情報(ノウハウ・手順・チェックリスト)
- 誰かに教えたくなる内容(意外な事実・お得情報)
- まとめ系の投稿(〇〇5選・比較表など)
逆に、日常の報告や自己満足の投稿は保存されにくい傾向があります。
「この投稿を保存する理由は何か?」を考えながら作成することが大切です。
ハッシュタグの正しい選び方と付け方
ハッシュタグは、フォロワー以外のユーザーに投稿を届けるための重要な手段です。
Instagram公式クリエイターアカウント(@creators)では、関連性の高いハッシュタグを3〜5個に絞ることを推奨しています。
| 種類 | 特徴 | 例 |
| ビッグワード | 投稿数10万件以上・競合が多い | #インスタ映え #カフェ巡り |
| ミドルワード | 投稿数1万〜10万件・狙い目 | #東京カフェ #スイーツ好き |
| スモールワード | 投稿数1万件以下・ニッチ | #渋谷カフェ巡り #〇〇好きと繋がりたい |
ビッグワードだけでは埋もれてしまうため、ミドル・スモールワードを組み合わせるのがポイントです。
投稿内容と関係のないハッシュタグを大量につけても、アルゴリズム上の効果は期待できません。
リール動画で発見タブに載る方法
リール動画は、フォロワー以外にも表示されやすく、新規フォロワー獲得に最も効果的な投稿形式です。
2024年4月のアルゴリズム変更により、フォロワー数が少なくても質の高いリールは発見タブに表示されるようになりました。
▼リールが発見タブに載るためのポイント
- 冒頭1〜2秒で興味を引く(離脱を防ぐ)
- 最後まで見てもらえる構成にする
- 流行りの音源を使う
- オリジナルコンテンツを投稿する(転載・リポストは評価されにくい)
特に「視聴完了率」と「シェア数」がアルゴリズム上重視されています。
短くても最後まで見てもらえる動画を意識しましょう。
リールは15秒〜90秒が基本(2025年現在は最大3分まで投稿可能)
アルゴリズムを理解した投稿頻度
投稿頻度が低すぎるとアカウントの評価が下がり、フォロワーにも表示されにくくなります。
ただし、毎日投稿すれば良いというわけではありません。
| 投稿タイプ | 推奨頻度(目安) |
| フィード投稿 | 週2〜3回程度 |
| ストーリーズ | 毎日1〜3回程度 |
| リール | 週1〜2回程度 |
※上記は一般的な目安です。業種やターゲットによって最適な頻度は異なります。
重要なのは「質を保ちながら継続できる頻度」を見つけることです。
無理に毎日投稿して質が下がるよりも、週2〜3回でも反応の良い投稿を続ける方が効果的です。
インサイトを確認しながら、自分のアカウントに合った頻度を見極めましょう。
フォロワーを増やすストーリーズ・ハイライトの活用法
ストーリーズとハイライトは、フォロワーとの関係性を深めるための重要な機能です。
フィード投稿だけでなく、ストーリーズも活用することでアカウント全体の評価が上がります。
ストーリーズでエンゲージメントを高める方法
ストーリーズは24時間で消える投稿形式ですが、フォロワーとの親密度を上げる効果があります。
Instagramのアルゴリズムでは、ユーザーとの関係性(親密度)が重視されています。
ストーリーズでやり取りが増えると、フィード投稿も優先的に表示されるようになります。
▼エンゲージメントを高めるストーリーズの使い方
- アンケート機能で選択肢を提示して参加を促す
- 質問ボックスでフォロワーの悩みを募集する
- クイズ機能で楽しみながら情報を届ける
- リアクションスタンプで気軽に反応してもらう
一方的な発信ではなく、フォロワーが「参加できる」ストーリーズを意識しましょう。
投稿の裏側やリアルタイムの様子など、フィードでは見せない一面を出すのも効果的です。
ストーリーズは毎日1〜3回程度の更新が目安
ハイライトを活用してプロフィールを充実させる
ハイライトは、24時間で消えたストーリーズをプロフィールに固定表示できる機能です。
初めてプロフィールを訪れたユーザーに、アカウントの魅力を伝える役割があります。
| ハイライトの種類 | 内容例 |
| 自己紹介 | アカウントの目的・運営者情報 |
| サービス紹介 | 商品・サービスの詳細や料金 |
| お客様の声 | レビュー・口コミ・ビフォーアフター |
| よくある質問 | 問い合わせが多い内容をまとめる |
| 人気投稿 | 反応が良かった投稿のまとめ |
ハイライトはカテゴリごとに分けて、カバー画像を統一すると見栄えが良くなります。
新規訪問者が「このアカウントをフォローする理由」を見つけやすくなるため、フォロー率の向上につながります。
定期的に内容を更新して、常に最新の情報が見られる状態にしておきましょう。
インスタ単体では限界?他の集客施策との組み合わせ方
Instagramは強力な集客ツールですが、単体での運用には限界があります。
複数の施策を組み合わせることで、集客の安定性と効果を高めることができます。
オウンドメディアで検索からの流入を増やす
Instagramはフォロワーや発見タブからの流入がメインですが、検索エンジンからの流入はほとんど期待できません。
どれだけフォロワーを増やしても、投稿は数日で埋もれてしまいます。
アルゴリズムの変更やアカウント停止のリスクもあり、Instagram単体に依存する集客は不安定です。
一方、オウンドメディア(自社ブログ・Webサイト)は「今まさに情報を探している」見込み客に直接アプローチできます。
| 項目 | オウンドメディア | |
| 流入経路 | フォロワー・発見タブ・ハッシュタグ | Google・Yahoo!などの検索エンジン |
| ユーザーの状態 | なんとなく見ている | 今まさに情報を探している |
| コンテンツの寿命 | 数日〜数週間で埋もれる | 数年単位で集客し続ける |
| 資産性 | 低い(プラットフォーム依存) | 高い(自社で管理できる) |
| 広告費 | 広告を止めると流入ゼロ | 一度作れば広告費ゼロで集客 |
オウンドメディアで作成した記事は、広告費をかけずに集客し続ける資産になります。
検索上位に表示されれば、24時間365日、自動的に見込み客を集め続けてくれます。
Instagramで認知を広げながら、検索からの流入も確保することで、集客の安定性が大きく変わります。
「SNS運用を頑張っているのに売上につながらない」という企業こそ、オウンドメディアとの併用を検討してみてください。
オウンドメディアの立ち上げや運用でお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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広報・PRでメディア露出を狙う
テレビや新聞、Webメディアに取り上げられると、Instagramだけでは届かない層にもリーチできます。
メディア露出は広告とは異なり、第三者からの紹介という形になるため信頼性が高いのが特徴です。
▼広報・PRで得られる効果
- 認知度の大幅な向上
- 信頼性・ブランド力の強化
- Instagramフォロワーの増加
- 問い合わせや売上の増加
広報・PRは「取材されるのを待つ」のではなく、自ら仕掛けていくことが重要です。
プレスリリースの配信や、メディア関係者へのアプローチなど、戦略的に動くことで露出の機会を増やせます。
Instagramでの発信と、オウンドメディア・広報PRを組み合わせることで、集客の相乗効果が生まれます。
SNS単体に依存しない集客体制を作ることが大切!
インスタグラムのフォロワーの増やし方に関するよくある質問
インスタグラムのフォロワーを増やす際に、多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。
運用を始める前に、正しい知識を身につけておきましょう。
フォロワー購入やツールは使っても大丈夫?
フォロワー購入や自動化ツールの使用はおすすめしません。
Instagramの利用規約では、不正な方法でフォロワーを増やす行為は禁止されています。
▼フォロワー購入のリスク
- アカウント凍結や機能制限を受ける可能性がある
- 購入したフォロワーは投稿に反応しないためエンゲージメント率が下がる
- フォロワー数といいね数のバランスが不自然になり、周囲にバレやすい
- アルゴリズム上の評価が下がり、投稿が表示されにくくなる
一時的に数字は増えても、集客や売上にはつながりません。
企業アカウントの場合、発覚するとブランドイメージの低下にもつながります。
短期的な数字に惑わされず、正しい運用でフォロワーを増やしていきましょう。
フォロワーが増え始めるまでの期間は?
一般的に、3〜6ヶ月程度の継続運用が必要と言われています。
ただし、ジャンルや投稿頻度、コンテンツの質によって大きく異なります。
| 期間 | 状態(目安) |
| 1〜2ヶ月目 | アカウントの方向性を固める時期・反応は少なめ |
| 3〜4ヶ月目 | 投稿の型が定まり、少しずつ反応が増え始める |
| 5〜6ヶ月目 | 発見タブやリールからの流入が安定してくる |
※上記は一般的な目安です。アカウントの状況によって異なります。
最初の数ヶ月は反応が少なくても、継続することが重要です。
インサイトを見ながら改善を続けることで、徐々に成果が見えてきます。
途中で諦めずに、最低でも3ヶ月は運用を続けてみてください。
企業アカウントと個人アカウントで運用方法は変わる?
基本的な運用の考え方は同じですが、企業アカウントならではのポイントがあります。
| 項目 | 個人アカウント | 企業アカウント |
| 目的 | 自己表現・趣味・交流 | 集客・ブランディング・売上 |
| 投稿内容 | 日常・好きなこと | ユーザーの役に立つ情報 |
| 世界観 | 自由 | ブランドイメージに合わせて統一 |
| 運用体制 | 1人で完結 | チームでの運用・マニュアル整備が必要 |
企業アカウントでは、担当者の属人化を防ぐために運用ルールやマニュアルの整備が重要です。
また、炎上リスクへの対策や、投稿前のチェック体制も整えておく必要があります。
個人の感覚で運用するのではなく、ビジネスとして戦略的に取り組むことが成果につながります。
インスタグラムのフォロワーを増やすために大切なこと
インスタグラムのフォロワーを増やすには、正しい運用方法を理解して継続することが欠かせません。
▼本記事のポイント
- プロアカウントに切り替え、データを見ながら改善を続ける
- 保存・シェアされる投稿を意識し、アルゴリズムを味方につける
- Instagram単体に依存せず、オウンドメディアや広報PRと組み合わせる
フォロワー数だけを追うのではなく、集客や売上につながる運用を目指しましょう。
ただし、Instagramは投稿が埋もれやすく、「今すぐ欲しい」と検索しているユーザーには届きにくい弱点があります。
この弱点をカバーできるのがオウンドメディアです。
検索から見込み客を集め、広告費ゼロで集客し続ける資産になります。
「Instagram運用を頑張っているのに問い合わせにつながらない」とお悩みの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
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