架電やWeb会議で気になるのが、周囲の雑音による「声の聞き取りにくさ」です。
どれだけ話す内容を準備していても、周囲の雑音で声が聞き取りにくくなれば、商談の印象に影響します。
そこで活用したいのが、周囲の雑音を抑え、自分の声をクリアに届けられる「ノイズキャンセリングマイク搭載ヘッドセット」です。
本記事では、1年半以上使ってきた経験と各製品の仕様をもとに、ビジネスシーンで使いやすいヘッドセットを厳選して紹介します。
▼本記事でわかること
・周囲の音を拾わないヘッドセットの選び方3つのポイント
・実際に使って分かったおすすめヘッドセット6選
・1年半使用したリアルな使用感レビュー
・架電・Web会議の成果を上げる「検索されたとき」への事前準備
音声環境を整えるだけでなく、商談の前後で差をつけたい方はぜひ最後までご覧ください。
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周囲の音を拾わないヘッドセットの選び方|3つのポイント
架電やWeb会議で周囲の音を拾わないためには、押さえておきたいポイントが3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ノイズキャンセリングマイクは必須条件
周囲の音を拾わないためには、ノイズキャンセリングマイク搭載が必須です。
そもそも一般的なPC内蔵マイクは「無指向性」。360度すべての方向から音を拾ってしまいます。キーボードの打鍵音、エアコンの稼働音、同僚の会話まで、そのまま相手に届いてしまうわけです。
一方、ノイズキャンセリングマイクは口元の方向からの音だけを拾う設計(単一指向性)になっています。
▼マイクの音声収集範囲比較
- 単一指向性マイク:口元から約30〜45度の範囲のみ収集
- 無指向性マイク:360度全方向から音を収集
- ノイズ低減効果:背後からの音を約20〜30dB低減
背後からの音は、製品や環境によって差はあるものの、おおむね20〜30dB下がるとされています。ノイズ低減効果によって20dB下がれば体感の音量はぐっと小さくなり、タイピング音であれば相手にはほとんど届きません。
特にオープンオフィスや自宅でのリモートワークでは、この機能があるかないかで音声品質が大きく変わります。
口元の声だけを拾う仕組みです
USB接続なら設定不要ですぐ使える
ビジネス用途ならUSB接続タイプがおすすめです。
最大のメリットは、PCに挿すだけで自動認識される点。ドライバー(機器を動かすためのソフト)のインストールや複雑な設定は不要で、挿してすぐに使い始められます。
▼USB接続のメリット
- 設定不要でPCに挿すだけ
- デジタル信号でノイズが混入しにくい
- 電源もUSBから供給されバッテリー切れの心配なし
Bluetooth接続にも自由に動けるという良さがありますが、接続が切れたり音声が遅れたりする心配は残ります。
重要な商談では、安定性を優先してUSB有線を選びましょう。
長時間使用なら200g以下+通気性で選ぶ
Web会議が長時間になる場合は、200g以下の軽量モデルを選びましょう。
重いヘッドセットは首や肩への負担が大きく、長時間使用で疲労が蓄積します。
特に1日4時間以上Web会議を行う場合は、軽量性を最優先で評価することをおすすめします。
| 重量 | 使用感の目安 |
| 100g以下 | 非常に軽い・長時間でも快適 |
| 100〜200g | 標準的・2〜3時間は問題なし |
| 200g以上 | やや重い・休憩を挟むのがおすすめ |
もう一つ見ておきたいのが、イヤーパッドの素材です。
レザー調素材は遮音性に優れる反面、長時間つけていると蒸れやすいのが難点。
通気性を重視するなら、メッシュ素材やファブリック素材のモデルを選びましょう。
軽さは正義です!
おすすめヘッドセット6選|スペック比較一覧
周囲の音を拾わないヘッドセットを6製品厳選しました。
| 製品名 | おすすめポイント | 価格(税込) | 重量 | 接続 | NC | 保証 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ロジクール H390R | ★総合1位・コスパ最強 | ¥3,800 | 197g | USB-A | 〇 | 2年 |
| ロジクール H340R | 最軽量クラス | ¥3,140 | 109g | USB-A | 〇 | 2年 |
| audio-technica ATH-102USB | 超軽量・Type-C対応 | ¥2,752 | 78g | USB-A/C | 〇 | – |
| バッファロー BSHSUH13BK | 最安値・折りたたみ可 | ¥2,133 | 150g | USB-A | 〇 | – |
| Jabra Evolve 20 MS SE | NC性能トップクラス | ¥4,979 | – | USB-A | ◎ | 2年 |
| EPOS PC 8 USB | 旧ゼンハイザー・音質◎ | ¥5,800 | 84g | USB-A | 〇 | 2年 |
※価格は2026年6月時点の参考価格です。
ロジクール H390R|コスパ最強の定番モデル【1年半使用レビュー】
結論から言うと、迷ったらH390R一択です。
筆者は1年半以上、社内MTGやクライアント商談で使用しています。
▼実際の使用感
- 隣同士でもハウリングしない(通常の声量なら)
- 音声がクリアで「聞き取りやすい」と言われる
- 1年半使っても壊れない耐久性
- クオリティが価格以上に良い
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥3,800(税込) |
| 重量 | 197g |
| 接続 | USB-A |
| ドライバー | 40mm レーザーチューニング |
| ケーブル長 | 1.9m |
| 保証 | 2年間 |
特にノイズキャンセリングマイクの性能が優秀で、オープンオフィスでも周囲の音が入りにくいです。
インラインコントロールで音量調整・ミュートも手元で操作できます。
3,000円台でこの品質は他にありません。
筆者も毎日使ってます!コスパ最強です
ロジクール H340R|最軽量エントリーモデル
109gの超軽量で、長時間会議でも疲れにくいモデルです。
H390Rの下位モデルですが、ノイズキャンセリングマイクはしっかり搭載しています。
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥3,140(税込) |
| 重量 | 109g |
| 接続 | USB-A |
| ケーブル長 | 1.8m |
| 保証 | 2年間 |
価格.comの満足度は4.14とH390Rより高評価です。
軽さを重視する方、短めの会議が多い方におすすめします。
ただし、H390Rと比べると装着感・音質はやや劣ります。
長時間使用なら軽さのメリットは大きいです。
軽さ重視ならこれ一択です!
audio-technica ATH-102USB|超軽量でType-C対応

78gの超軽量かつ、USB Type-C変換コード付属で最新PCにも対応します。
オーディオテクニカならではの音質の良さも魅力です。
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥2,752(税込) |
| 重量 | 78g |
| 接続 | USB-A / USB-C対応 |
| ドライバー | 30mm |
| ケーブル長 | 2.0m |
| 特徴 | 抗菌・消臭加工 |
価格.comの満足度は4.02と高評価。
オープンタイプで耳が蒸れにくく、長時間使用しても快適です。
Type-CのPCを使っている方には特におすすめです。
Type-C対応なのが嬉しいポイントです
バッファロー BSHSUH13BK|最安値のコンパクトモデル

2,133円という圧倒的な低価格が魅力のモデルです。
折りたたみ式でコンパクトに収納できます。
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥2,133(税込) |
| 重量 | 約150g(ケーブル含む) |
| 接続 | USB-A |
| ドライバー | 40mm |
| ケーブル長 | 1.75m |
| 特徴 | 折りたたみ式 |
価格.comの満足度は、3.90とコスパを考えると十分な評価です。
ノイズ低減ウィンドフィルター搭載で、息によるポップノイズもカットします。
「まずは安く試したい」という方におすすめです。
お試しで買うならこれがおすすめです
Jabra Evolve 20 MS SE|NC性能トップクラス

ノイズキャンセリング性能を最重視するならJabraです。
法人向けヘッドセットで定評のあるJabraのエントリーモデルです。
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥4,979(税込) |
| 重量 | 171g |
| 接続 | USB-A |
| 特徴 | パッシブNC・MS Teams認定 |
| イヤークッション | レザー |
| 保証 | 2年間 |
Microsoft Teams認定を取得しており、業務用途での信頼性は抜群です。
検証では「ホワイトノイズも周囲の人の声も低減できた」と高評価でした。
予算に余裕があり、NC性能を重視する方におすすめです。
NC性能は本当にすごいです!
EPOS PC 8 USB|旧ゼンハイザーの高音質モデル

音響メーカーSennheiserの血統を受け継ぐEPOSのヘッドセットです。
84gと軽量ながら、音質は業務用としてトップクラスです。
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | ¥5,800(税込) |
| 重量 | 84g |
| 接続 | USB-A |
| 周波数特性 | 42〜17,000Hz |
| ケーブル長 | 2.0m |
| 保証 | 2年間 |
単一指向性ノイズキャンセリングマイクで周囲の騒音をカットします。
音質にこだわりたい方、音楽を聴きながら作業する方におすすめです。
音質にこだわる方向けですね!
ここまで、周囲の音を拾わないヘッドセット6製品を紹介しました。
音声環境を整えるだけでも、Web会議や架電での印象は変わってきます。
ただ、商談の成果がかかっているのは、電話を切ったあと。相手が自社の名前で検索したときに、正しい情報が出てくる状態になっていますか?
オウンドメディア(自社で運営する情報サイト)やSEO記事、LPなどを整備し、Web会議や架電の前後に相手が自社を検索した際、信頼につながる情報がきちんと見つかる状態をつくっておきましょう。
よくある質問|ヘッドセット選びの疑問を解決
ヘッドセット選びでよくある疑問にお答えします。
Web会議用ヘッドセットはワイヤレスとUSB有線どちらがおすすめ?
ビジネス用途ならUSB有線がおすすめです。
USB有線は接続切れや音声遅延がほぼなく、PCに挿すだけで安定して使えます。ワイヤレスは自由に動ける利点がありますが、接続トラブルのリスクがあるため、重要な商談では安定性を優先しましょう。
Web会議にはイヤホンとヘッドセットどちらが良い?
1日3時間を超える長時間利用ならヘッドセットが快適です。
イヤホンは耳への負担が大きく長時間だと疲れやすい一方、ヘッドセットはマイク位置が安定し音声品質も向上します。短時間の会議や持ち運び重視ならイヤホンでも問題ありません。
ヘッドセットは片耳と両耳どちらを選ぶべき?
会議に集中したいなら両耳タイプがおすすめです。
両耳は周囲の音を遮り会話に集中できます。片耳は周囲の音も聞こえるため、来客対応や電話を取りながら作業する人に向いています。用途に合わせて選びましょう。
ビジネス用ヘッドセットの寿命はどのくらい?
1日数時間の使用で、2〜3年が目安とされています。
最も壊れやすいのはケーブル接続部で、無理な抜き差しや折り曲げによる断線が主な原因です。ケーブルを丁寧に扱い、使用後にイヤーパッドを拭くだけでも寿命は延びます。保証はメーカーにより1〜2年が一般的です。
USBヘッドセットは複数のデバイスで使える?
USB接続タイプの多くはWindows・Mac・Chromebookで標準的に動作します。
ほとんどはドライバー不要で挿すだけで使えますが、一部の機種はドライバーのインストールが必要です。購入前に対応OSとWeb会議システム(Teams / Zoom / Google Meet)の互換性を確認しましょう。
ノイズキャンセリングマイクは本当に効果がある?
効果があります。
単一指向性のノイズキャンセリングマイクは口元の声だけを拾い、背後の音を約20〜30dB低減します。タイピング音は約20dBに抑えられ、相手にはほとんど気にならないレベルになります。オープンオフィスや在宅勤務では特に差が出ます。
安いヘッドセットでも周囲の音を防げる?
3,000円前後のモデルでも十分に防げます。
ノイズキャンセリングマイク搭載なら、価格が安くても周囲の雑音をしっかりカットできます。実際、3,000円台のロジクール H390Rでもオープンオフィスで周囲の音が入りにくく、コストパフォーマンスは高いです。
架電・Web会議の成果が決まるのは「かけたあと」|だからこそ事前準備で差がつく
ヘッドセットで音声環境を整えるのは、目の前の商談の質を上げる第一歩です。
ただ、架電やWeb会議の成果が本当に決まるのは、実は電話を切った「あと」。
電話を受けた相手は、興味を持つほど会社名やサービス名で検索をかけるもの。ここで何も出てこない、あるいは情報が古いままだと、せっかく興味を持ってもらえても「よく分からない会社」のまま終わってしまいます。
相手が検索するタイミングをこちらは選べませんし、そこで表示されるのは、すでに用意してあるものだけです。
だからこそ、勝負どころは「かけたあと」でも、勝敗を分けるのは「かける前」の準備になります。
▼架電前に準備しておきたいこと
- 会社名・サービス名で検索したときに、信頼できる情報が出てくる状態を作る
- 課題やニーズに関する記事を用意し、検索接点を増やしておく
- 架電後に相手が自分で情報を得られる導線を整える
逆に言えば、検索したときに自社の課題に答える記事やサービスページが出てくれば、電話を切ったあとも相手は自分で情報を集めてくれるわけです。
同じリストに同じトークで架けても、その後の反応は変わってきますね。
事前に、検索から見つけてもらう入り口を増やすオウンドメディア(自社で運営する情報サイト)や、SEO記事、LPを作っておくと、1件あたりの反応は積み上がっていきます。
弊社では、こうした「架電のリーチを増やすメディア」の設計から、SEO記事・LPの制作までを支援しています。「営業のリーチ率を上げたい」「何から手をつければいいか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
【まとめ】迷ったらロジクール H390Rがおすすめ
周囲の音を拾わないヘッドセット選びには、ノイズキャンセリングマイク搭載が必須条件です。
▼本記事のポイント
- ノイズキャンセリングマイク搭載を必ず確認する
- USB接続なら設定不要で安定性も高い
- 迷ったらロジクール H390Rがコスパ最強
筆者が1年半以上使用しているロジクール H390Rは、3,000円台ながら性能・耐久性ともに優秀です。
隣同士でもハウリングしないので、ビジネス会議で失敗したくない方には自信を持っておすすめできます!

